無音盆踊り

夏祭りといえば、出店や祭囃子だと私は思っています。太鼓・笛といった和楽器が奏でるお祭り特有の”おはやし”が聴こえてくると、「あ~お祭りか~楽しそうだな~」とちょっと覗いてみようかな?とか思います。足を運ぶと出店が立ち並び、広間では祭やぐらの周りを囲んで盆踊り…昔からある夏祭りの風景ではないでしょうか。

それが今、日本各地で変わってきているというニュースを見ました。なんとそれぞれがラジオを持ってイヤホンを付けて音楽を聴きながら盆踊りを踊るのです。踊っている人は、お祭り主催者が発信する音楽を手元のラジオで受信してイヤホンで音楽を聴いているのです。これには近隣住宅や工場・会社への配慮があるということでしたが、傍からみたら無音状態で踊る人々の群れ…かなりシュールでした。

インタビューでは「最初は戸惑ったけれど慣れた」という人もいれば、「みんなで踊っている気がしない」という人も。そのニュースを見て、私もどちらかといえば後者の気持ちになるかなと思います。でも近年はこういったお祭りの音でさえも騒音とされかねないのだなと正直驚きましたが、色々と試行錯誤して無音盆踊りとすることで折り合いがついたのかもしれませんね。今と昔が上手く共存できる世の中になればいいな。